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■ ご依頼内容
今回は、戸建て玄関に設置された暗証番号式の電気錠について、
「暗証番号を入力しても、開かないことがある」
という不具合のご相談をいただきました。

■ 自動施錠+番号解錠の便利システム
このシステムは、扉を閉めると自動で施錠され、
開けるときは4ケタの暗証番号を押して解錠する仕組みです。
鍵を持ち歩かなくても良く、防犯性と利便性を兼ね備えています。

■ 不具合の内容:再現性のないトラブル
お客様のお話では、
「毎回ではないけれど、たまに開かない時がある」とのこと。
不具合が常に発生するわけではないため、調査が必要です。

■ 現場調査の結果
現場で症状の再現を試みたところ、
確かに暗証番号入力後に施錠が解除されないことがあると判明しました。
原因は、電気錠本体の内部故障によるものでした。

■ 錠前ケースごと取り外し
錠前の不具合だったため、扉内部の配線も一旦取り外し
電気錠の錠前ケースそのものを扉から分解して取り外します。
慎重に施工しながら、内部の状態も確認しました。

■ 同型機種へ交換
今回は既存のシステムと同じメーカー・同型番の製品にて、
新品の錠前ユニットへまるごと交換しました。
これにより、既存の暗証番号操作やドアハンドルの動作にも互換性があります。

■ 動作チェックと調整
交換後は、何度も開閉・暗証番号の入力動作を繰り返し確認。
全く問題なく反応し、しっかりと解錠されることを確認しました。

■ 作業完了
「これで開かない心配がなくなりました!」と、
お客様にも安心していただけました。
電気錠は便利な反面、精密機器のため早めの対応が大切です。
今回のように症状を正確に把握し、的確な部品交換で無事に完了しました!

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